【辛い失恋の立ち直り方】最短で立ち直るためのセルフケア方法6選

失恋から立ち直るには、多くのエネルギーと長い時間が必要でしょう。大好きな彼氏で、これからも同じ未来を歩いていくと思っていたのに別れてしまったのであれば、立ち直りに時間がかかるのは当然です。

しかし、いつまでも失恋を引きずったままでは新たな幸せを掴むことができません。失恋の立ち直り方を知ることで、新たな幸せを近づけるきっかけになるでしょう。この記事では、あなたの失恋状況、気持ちの状態に合った失恋の立ち直り方を紹介します。失恋から立ち直って前を向きたい人はぜひ参考にしてください。

失恋から立ち直るための正しい考え方

失恋から立ち直るための考え方を4つご紹介します。考え方を知り、あなたの考え方を変えることが、失恋から立ち直る第一歩です。

考え方が変わるだけで、失恋から立ち直ることができるだけでなく、生きていく上でも役に立つ思考を身に付けられます。

すべての感情を受け入れる

彼氏に振られるにしろ、片思いが実らなかったにしろ、失恋したら悲しんだり凹んだりするのは当然です。すぐに「次の恋愛に進もう！」とスイッチを切り替えられる人はそう多くはありません。

まずは、失恋したときの悲しさや後悔など、今感じている感情を受け入れることが失恋から始めてみましょう。受け入れ方はさまざまな方法がありますが、ノートに今の感情を書いたり、信頼できる友人に話してみるのがおすすめです。

執着心を捨てていく

「彼のことを忘れよう」「楽しかった思い出を忘れよう」と考えれば、考えるほど忘れることができなくなり、思い出が刻み込まれていきます。忘れようと考えることは、前の恋に執着している状態です。前の恋に執着していると、次の恋愛にも進めませんし、自分を奮い立たせることも難しくなってきます。

前の恋のことを考えているなと気づいたときには、「昼ごはん、夜ごはんは何を食べようかな？」「前から欲しかった洋服買っちゃおう」などと別のことを考えるようにしましょう。

考えることは、なるべくポジティブなことだと良いです。人間は、話したことや考えたことに性格や行動が引っ張られると言われているため、ポジティブなことを考えると行動や思考も自然とポジティブになっていくでしょう。

執着心を捨てることで、気持ちが軽くなったり、趣味や仕事に没頭できるようになったり、新しい恋愛に進めたりといった、さまざまな幸せを見つけることができます。

相手へ一喜一憂しない

失恋直後は、失恋した相手に声をかけてもらったり、優しくされて嬉しいと感じることも。逆に挨拶をしてくれてなかったり、冷たくされて悲しいと感じたりするかもしれません。

しかし、相手の行動で一喜一憂しているのは、相手に執着している状態です。相手の行動で一喜一憂していると、執着を手放せなかったり、失恋から立ち直れなかったりします。

相手の言動で一喜一憂しないためにも、関わらなくするのか、友人のような関係性でいるのか、相手との距離感を決めておくようにしましょう。

「私は幸せになるべき人」と考える

失恋をした直後は「私は幸せになるべき人間じゃないのかも…」などとネガティブな考えに陥ってしまう人もいるでしょう。しかし、そんなことは全くなくて「自分は幸せになるべき人である」と考えてみてください。

自分が傷ついているからといって、誰かを傷つけて得られるような幸せではなく、自分が楽しい、嬉しいと思えるようなことで幸せを感じることが大切です。友人と出かけたり、趣味や仕事に打ち込んだりすることなどがおすすめです。

「私は幸せになるべき人間」と思うことのメリットとして「自分は幸せになっていんだ」と自信を持てます。自分に自信を持っている人は、かっこ良かったり、綺麗に見えたりすることがあると思います。「私は幸せになるべき人」と考えることで自分に自信を持てるようになることで、周囲の人からかっこよく見られたり、綺麗に見られたりするかもしれません。

失恋の傷は手当を！すぐできる6つの立ち直り方

失恋から立ち直るための、考え方をご紹介しました。ここからは、今すぐにでも傷を癒やしたい、考え方を変えるくらいの長い時間は耐えられない方に向けて、すぐに行える6つの立ち直り方をご紹介します。

心のおもむくまま泣く

最初に紹介する立ち直り方は「心のおもむくまま泣く」ことです。実は泣くことには心の痛みを和らげる効果があります。悲しい映画やドラマを見て泣いた後、スッキリした経験をした人もいるのではないでしょうか。

このように泣くことには、効果があるので失恋して悲しくて泣きたいときは思いっきり泣きましょう。泣くことは恥ずかしいことではありません。人前で涙を流すのが恥ずかしい場合は、自宅などでコッソリ泣くと良いでしょう。

悲しい気持ちを体の外に流し出すように、泣いてみましょう。泣くことで、失恋から立ち直る心の準備ができます。

仕事や趣味に力を入れる

失恋から立ち直る考え方でもお話しましたが、失恋を忘れようとするのではなく、失恋から気をそらすことが大切です。つまり、失恋以外のことを考えたり、何かに集中するということです。例えば、仕事に集中して頑張れば、結果として上司や同僚に認められ、評価されるかもしれません。

仕事の他にも新しい趣味を見つけてみるのもおすすめです。読書や映画鑑賞、スポーツ、ゲーム。自分が夢中になれる趣味なら何でもかまいません。失恋から気をそらせる趣味であればなんでもいいのです。失恋のことを考えない努力をするのではなく、別のことを考えるために仕事や趣味に熱中してみましょう。

感情を紙に書き出して捨てる

失恋して抱いている感情や気持ち、考えていることなどを紙に書きましょう。箇条書きでも文章でも自分が書きやすい形で書いてみましょう。ここではネガティブではないことを書いてください。書き終わったら、もう1枚新しい紙を用意して、今度はネガティブな言葉のみを書きます。

そしてネガティブな言葉を書いた紙をクシャクシャとまるめ、ゴミ箱に捨てます。これは、文字通りネガティブな感情を捨てる行為です。この行為を繰り返していくうちに、だんだんと傷ついた心が落ち着きを取り戻してくるでしょう。

前向きになる曲や言葉に触れる

涙は出ないし、紙に書いてみてもあまりすっきりしない。そんなときは音楽の力を聞いて、失恋の傷を癒しましょう。しっとりした失恋ソング、ポジティブで元気がでる音楽など、あなたの心境にピッタリな音楽を聞いて心の傷を癒やしてください。

また、心を癒す手法として、音楽を聞くことだけでなく、名言に励まされることもあると思います。名言にふれたとき、何か行動を起こそうと思ったり、前向きな心を持てるようになることがあります。

普段聞いている音楽や心に留めている名言で心の傷を癒やすのもよいですが、ネットで調べるとより自分の心境にあった音楽や名言が見つかるでしょう。あなたの失恋の傷を癒してくれる特効薬として「音楽」と「名言」を活用してみてください。

人と会話をする

ストレスを感じたときや仕事がしんどいとき、他人に愚痴を聴いてもらうとすっきりした経験ありませんか？それと一緒で、失恋の悲しみを聞いてもらうと、気持ちが楽になっていきます。失恋した悲しさや辛さを他人に聞いてもらうと、少しずつの失恋の傷は癒やされていくでしょう。

人に話すときに大切な2つのことは、何度も同じようなことを話さないこと。それから、負の感情ばかりを話さないことです。

何度も何度も負の感情を話すと自分自身も傷つきますし、せっかく会話を聞いてくれている相手も疲れてきます。自分の辛い気持ちや悲しさを話すことが大切ですが、それと同じくらい、何度も負の感情を話さないようにすることも大切です。

元彼との思い出を手放す

元彼との思い出があるのは頭の中だけではありません。写真やプレゼントなど、現実の物品から電話番号やSNSのアカウントなど、別れた後も元彼との思い出に囲まれていませんか？

元彼との思い出を持っていて、失恋を克服していないと、その思い出を見るだけで失恋のことを思い出し、傷つきます。自分が必要以上に傷つかないためにも、思い出を手放した方が良いです。

ただ、思い出を手放す際に一つだけ注意することがあります。それは、自暴自棄になって捨てないこと。振られた怒りを写真にぶつけたり、物を壊す行為は一時的にすっきりしても、後で後悔する可能性があります。断捨離は、あくまでも今までのネガティブな感情とお別れし、ポジティブに未来を生きるための儀式と考えてください。

辛い失恋の執着心を捨てる5つの方法

失恋から立ち直るための考え方や、即効性のある失恋の傷の癒し方を紹介しました。次は執着心を捨てる方法を紹介します。執着心を捨てたとき、あなたは失恋から開放され、次の恋愛に進めるようになるでしょう。自分にあった執着心を捨てる方法を選んで、失恋から完璧に立ち直りましょう。

恋愛を振り返る

彼に執着するのは、彼を特別な人と思っているからです。彼は本当に特別な存在なのか、振り返ってみましょう。

例えば、振り返ったときに「彼じゃないと幸せになれない」「彼といると癒される」と思ったとします。

自分を幸せにしてくれる人は、彼だけでしょうか。癒してくれるのは彼だけでしょうか。一度じっくりと考えてみてください。もしかしたら、それは彼でなくても他の人でも可能なことかもしれません。

彼の特別だと思うポイントを書き、「それは彼だけしかできないこと？」と自問自答してみましょう。すると、実は彼が特別な人間ではないと気づきます。彼だけが特別な存在ではないことに気づくことができれば、時間が経つにつれて執着心が自然となくなっていくでしょう。

仕事に打ち込んでみる

付き合っていたときは、彼氏中心の生活になっていた人も多いでしょう。失恋したことによりその時間が空白の時間となり、1人でいる時間が増えて、そのときに元彼のことばかり考えてしまう人もいると思います。

しかし、失恋しても生活は続いています。生きるためにはお金を稼がなければならず、仕事をしなければいけません。元彼のことを考えず、執着心を捨てるためにも、仕事に打ち込んでみるのはどうでしょうか。

仕事に打ち込むことで、仕事のクオリティが上がり、評価が上がるでしょう。それによって、昇進したり、給料が上がることもありますので、良い機会だと思って仕事に集中してみてください。

新しい趣味に挑戦する

執着心を捨てるには、新しい趣味に挑戦することをおすすめします。少し興味があることや、付き合っていたときにできなかったことなど、自分が面白そうだな！と思ったものであれば何でも大丈夫です。

新しいことに挑戦しはじめると、目の前の世界が広がり失恋の悩みがちっぽけに思えるようになるかもしれません。趣味を始めたことで身についた知識の中に失恋を忘れるヒントがあるかもしれませんし、趣味に没頭して失恋のことを考える時間がなくなる可能性もあります。

自分磨きを徹底する

失恋した直後は自身を失い、やる気がなくなってしまう人も多いでしょう。いつまでも落ち込んで暗い顔をしているのを彼が見ると「別れて良かったな」と思うかもしれません。

失恋したときこそ、自分磨きのタイミングです。外面を磨きたいのであれば美容院に行ったり、気になっていた服を買う、スポーツジムに行くのが良いでしょう。内面を磨きたいのであれば、読書などがおすすめです。

彼と付き合っていたときに使っていた時間やお金を、自分磨きのために使ってみてください。磨かれたあなたを見て元彼は別れたことを後悔するでしょう。

新しい恋愛を始める

新しい恋愛をはじめることは、執着心を捨てる簡単な方法の一つです。自分のまわりを見渡してみると、恋愛に傷ついたあなたを心配してくれた男性、いつでも気にかけてくれている男性がいるかもしれません。男性は、別れた彼氏だけではありません。

付き合っていたときは、異性と接することは少なかったため、元彼に執着していませんか？ 積極的に新しい出会いの場に飛びこめば、別れた彼氏より良い男性の存在に気づけるかもしれません。

失恋時に知っておくべき4つの人間心理

失恋したときに役立つ人間心理を4つ紹介します。これを知っておくと、失恋で傷ついたときや失恋から立ち直るときに非常に役立つのです。

メンタルの強さと立ち直りの早さは無関係

「メンタルが強いから、失恋の傷からの回復は早い」とは考えない方が良いでしょう。

失恋から立ち直る早さは「付き合っていた年月」「どれだけ彼を愛していたか」など、さまざまな要因で変わってきます。ふだん切り替えが早いからといって、失恋からの立ち直りも早いわけではありません。メンタルが強いからといって、失恋からすぐに立ち直れるわけではないのです。

ひどい失恋でも簡単には割り切れない

いくらひどい彼氏でも、ひどい振られ方をしても、簡単に元彼のことを忘れるのは難しいでしょう。振られ方などに関わらず、失恋の苦しみは誰にでもあります。

簡単に割り切れたり立ち直れると思っていた人が、想像してた以上に失恋のショックが大きく「失恋うつ」になったケースも数多くあるようです。このように、失恋のストレスは精神科医の目線で見ても重く考えられているため、そう簡単に割り切れるものではないことを覚えておいてください。

忘れようとすることは難しい

そもそも失恋を忘れようとする行為は、失恋を思い出す行為であり、忘れようとすればするほど、失恋のことで頭が一杯になります。

失恋のことを考えている、忘れようとしていると気づいたら、関係ない楽しいことを考えたり、失恋のことを考えるほど何かに熱中すると良いでしょう。前述しましたが「仕事に打ち込む」「趣味に熱中する」「新しい出会いを見つける」など失恋のことを忘れられるような夢中になれることを見つけましょう。

新しい恋は新しい傷になる可能性も

失恋から立ち直る方法として、新しい出会いを見つけることを紹介しました。
その結果、新たに素敵な人に出会ったとして、その人は自分が愛している人でしょうか。もしかしたら、失恋の痛みを忘れるために、新しい出会いに依存しているだけかもしれません。

一度立ち止まって、新しく出会った彼のことが本当に好きなのか。失恋した彼氏の代わりにしていないかをよく考えてみましょう。元彼を忘れられないまま、新しい彼と付き合ってしまうと「元彼がしてくれたことを、今彼はしてくれない」など、今彼のアラ探しをしていまう可能性があります。そうなるとお互いを傷つけ合う恋愛になってしまうことも。

新しい出会いを探すのはおすすめですが、その出会った彼を本当に愛しているか、焦らずに一度立ち止まって考えてみましょう。

考え方のクセに気づけば失恋からの立ち直りに近づく

失恋して、今すぐ失恋の傷を治したい方は、これまでに紹介したすぐにできる6つの立ち直り方で、失恋の傷の応急処置をしましょう。

その後ゆっくりと、失恋から立ち直るための考え方を取り入れ、自分の考え方を少しずつ変えていくのが、失恋から立ち直る近道です。

別れた後に元彼への執着心を捨てるのは大変ですが、辛い失恋の執着心を捨てる5つの方法を参考に、自分にあった方法で執着心を捨てることができれば、失恋から立ち直れるでしょう。