失恋の辛さは死ぬほどしんどい！痛みを和らげる対処法を紹介！

多くの人が失恋から1ヶ月はしんどいと感じる

失恋がしんどいのは、あなたが彼のことを本気で好きだった証拠です。そんなに思っていたのであれば、短期間で忘れられるはずがありません。

その上、失恋してしんどいと思うのは、一緒に過ごした楽しい思い出や彼に触れられたときのぬくもりや感触を、鮮明に思い出してしまうからです。しかし、落ち込みすぎて仕事も日常生活もままならない状態はよくありません。

彼を失って辛い気持ちはわかりますが、少しずつでいいので現実に目を向けていきましょう。また、しんどい状態が長期間続くのは、思いつめすぎてストーカー化してしまう恐れもあります。

そのような状態を防ぐためにも、失恋の傷が和らぐのには時間がかかる理由や癒し方、気をつける方法を見ていきましょう。

失恋の傷が和らぐには時間がかかる

彼へ対する思いが強ければ強いほど、失恋の傷が和らぐには時間がかかります。よく「新しい恋をすればいい」という人もいますが、大好きな彼を失って悲しみ傷ついている状態で、他の人に惹かれることは難しいでしょう。

無理に新しい人を探そうとしても好きだった彼と比べてしまい、さらに傷を深めてしまう原因になります。失恋の傷を癒すためには時間が必要です。失恋と向き合うために必要な期間は、平均して1年以上と言われています。

最初は辛いですが、時間の経過とともに痛みもゆっくりと和らいでいくことでしょう。その間、仕事や趣味に打ち込んで、なるべく考えないようにします。どうしても1人で耐えられない場合は、誰かに話を聞いてもらうなどして辛い気持ちを吐き出しましょう。

正しい生活習慣を心がける

失恋してしんどいと心が閉鎖的になり、あらゆることに無関心になっていきます。そして、それは生活習慣も同じです。食欲がない、ぐっすり眠れないなど、心身にとってマイナスな影響が出始め、症状が長期にわたるとうつ病になる恐れがあるので注意しましょう。

不規則な生活習慣は精神的な面以外に、美容にも大きく影響してきます。その結果、内面と外見の両方が崩れてしまうと、さらに気持ちが塞ぎこみがちになり自暴自棄に拍車をかけることになるかもしれません。

決まった時間に寝る、3食きちんと食事をとるなど、正しい生活習慣を意識していれば気持ちもいい方向に変わっていきます。

ストーカー化しないように注意

「大好きな彼と別れた現実をまだ受け止められない」や「もう一度彼にアピールすれば復縁できるかもしれない」と、いつまでも終わった恋に執着してしまう人は注意しましょう。

彼から別れを告げられたということは、彼の中であなたとの恋は終わったことになります。この場合、もう一度彼にアプローチをしても、以前の関係に戻れる確率は限りなく低いです。

そのため、失恋した事実を受け止められず、彼に執拗に連絡をしたり彼のSNSを欠かさずチェックするなど、ストーカー行為をしないように気をつけましょう。過度な行動は復縁するどころか、彼を遠ざけてしまいます。

ストーカー行為をしそうになったら、以下の方法を試してみてください。

元彼との距離を保つ

彼に対する好意よりも、失恋したことに対するショックで冷静さを失ってる可能性も少なくありません。失恋をして傷ついたことも、しんどい気持ちもわかります。しかし、そのせいで必要以上に彼に執着していませんか？

そして、必要以上に執着すると彼がどのような反応をして、どのような気持ちになるか考えてみましょう。一度冷静になるために彼との距離を保つことも、今のあなたには必要です。

自分の心に素直になる

失恋したから、以前のように彼を好きでいたらダメというわけではありません。無理にあなたの中から彼への好意を消すのではなく、その好意を認めてあげましょう。無理やり感情を押さえ込むことは、心身のバランスを崩すきっかけになりかねません。

無理やり忘れようとすると逆に思い出してしまい、失恋してできた傷が深まってしまいます。彼を好きだった気持ちを素直に認めてあげることで、ゆっくりと気持ちに整理がつくようになるでしょう。

未練を認めて上手に付き合っていくことは、失恋から立ち直るための重要なポイントです。

元彼ではないといけない理由を見直す

彼のことを思い続けているのは、あなたが彼じゃないとだめだと思いこんでいる部分が大きいからです。「なぜ、彼じゃないとだめなのか」を考えたことはありますか？一緒にいて居心地が良かったことや、好みが似ていたことなど、色々と思いつくでしょう。

たしかに、居心地が良いことや相性は大事ですが、それは彼だけにしか当てはまらないことでしょうか？彼と一緒にいる時のように相性がいいと感じる人は他にもいるはずです。本当に彼じゃないとだめなのか、いま一度よく考えてみましょう。

アイデンティティの崩壊は危険信号

アイデンティティとは、自分の存在価値のこと。彼と付き合っている間はアイデンティティが保たれますが、彼氏との別れをきっかけにアイデンティティが崩壊してしまうと、失恋がしんどくなる引き金になってしまいます。

彼と付き合っていた期間が長ければ長いほど、失恋の傷は深くなります。特に彼のことを最優先に考え依存していた人は注意が必要です。中には、彼が隣にいてくれるから私の存在価値はある、といった極端な考え方を持つ人も少なくありません。

そうならないためにも、アイデンティティが崩壊しそうな女性の特徴や対策を紹介します。

アイデンティティを見失いやすい女性の特徴

失恋をしてショックを受ける、誰もが一度は経験する出来事です。しかし、中にはショックが大きすぎて、アイデンティティを失う女性も少なくありません。

これは「彼じゃなきゃだめ」や「彼もそう思っている」と相手への執着が強い女性に多く見られます。アイデンティティを見失いやすい女性になっていないか、注意しましょう。

彼氏に一途で尽くす女性

愛しすぎるあまり彼しか見えなくなり、必要以上に彼に尽くす女性は注意が必要です。「大好きな彼のためなら、なんだってしてあげたい」や「彼以上に愛してくれる人はいない」と思いこみ、自分の中で彼の存在が大きいと失ったときの喪失感も大きくなります。

「彼のために何かをしてあげたい」という気持ち自体は、悪いことではありません。大切な人のために、何かしてあげたくなる気持ちはみんな同じです。しかし、その気持ちが重すぎると別れた際に、心にポッカリと穴が空いたように無気力になってしまいます。

過度な執着は、そのときは満たされた気持ちになりますが、失ったときの喪失感も大きいということを覚えておきましょう。

自己肯定感が低い女性

自己肯定感の低い女性は、自分の存在価値は誰よりも低いと考え周囲と接します。そのため、恋人に対しても「彼は私なんかと付き合ってくれる優しい人」や「こんな素敵な人が、私を好きでいてくれる」など、自ら彼よりも下の立場になろうとするんです。

またその逆もあります。彼に重大な欠点があったとき「ダメな彼だけど、私なんかを頼ってくれている」や「私は、彼のダメな部分も知ったうえで愛してあげられるなどと、ダメな彼と一緒にいることで優越感に浸るパターンです。

どちらも彼を理由に自己肯定感の低さを補おうとしているので、彼を失ったとき、保っていた自己肯定感のバランスも崩れてしまうので注意しましょう。

失ったアイデンティティを見極めよう

失恋をしたとき、彼とは別の大事な何かを失ったと感じたことはありませんか。それは、あなたが彼といることで自身の欠点を補っていたからです。人は自分よりも、優れた相手に惹かれます。

惹かれるポイントはそれぞれ違いますが、自分が手に入れられなかったものが多いです。「自分が持っていないものを彼は持っている」そして「そんな彼と私は付き合っている」という事実が、あなたの欠点をなくしている錯覚に陥ります。

つまり、彼はあなたの欠点をなくし、いい部分になっていた。あなたをよく見せるための一部になっていたということです。自分は彼といることで、何を補おうとしていたのか考えてみましょう。自分を取り戻すキッカケになります。

心の穴を埋める取り組みをしよう

彼を失ったことにより、空いてしまった穴を埋める努力をしましょう。友人と会う時間にするや、習い事を始めてみる。自分磨きに力を入れるのも効果的です。

空いた穴は待っているだけでは塞がりません。何かに打ち込むことによって、ゆっくりと心に空いた穴を埋めていきましょう。少しずつ埋まっていくと、彼を思い出す機会も減っていくはずです。

穴が埋まるにつれて、しんどいという気持ちもきっと前向きなものになっています。少しずつで大丈夫です。あなたが「また恋愛してみよう」と思える日まで、ゆっくりと埋めていきましょう。

失恋でしんどい時の対処法

失恋をすると、多くの人が「しんどい」と感じます。「よし、新しい恋をしよう」と切り替えられる人の方が珍しいでしょう。大半の人が落ち込み無力感に襲われます。

そのくらい、失恋は心身に及ぼす影響が大きいといえます。しんどい度合いは、付き合っていた期間も関係しますが、彼にどのくらい執着していたかも重要なポイントです。執着が強ければ強いほど、心身のダメージは大きくなります。

失恋してしんどい時の、段階的に合わせた対処法をまとめました。

段階的に辛さと向き合おう

失恋の辛さも期間も人によって違いますが、平均して一年以上と言われています。とくに、失恋したての最初の頃が、一番辛く精神的にも安定しません。傷は時間の経過とともに癒えていくものなので、段階的にあった、辛さとの向き合い方を紹介します。

しんどい感情を紙に書き出す

失恋をしてしんどい感情を吐き出すのに効果的なものが、紙に書き出すことです。誰かに話す場合は、理解してもらうために順序を立てて話します。しかしそうすると上手く伝えられないことも多く、あなたは全てを吐き出せないかもしれません。

紙に書き出す方法であれば、誰にも見せないので感情を自由に伝えることができます。また、自由に書いた紙を見返すと、無意識に思っていたことを書いている場合も多いです。「私はこれが辛かったんだ」とわかり、心のケアをするのに役立ちます。

新しいことに挑戦してみる

気持ちを一新させる方法で一番効果的なものは、新しいことに挑戦することです。新しく習い事を始めてみるや、知らない土地へ旅行に出かけるなど、興味があることに挑戦してみましょう。

挑戦することで起きるワクワクした気持ちは、失恋の辛さを和らげてくれます。

何かに本気で取り組んでみる

何かに本気で取り組むことで、失恋したことを考えなくなる時間を増やしましょう。また本気で取り組んだ結果、成果が出た場合は自信にも繋がります。この経験を少しずつ積んでいくと、失恋で空いた心の穴を埋めることにも効果的です。

趣味でも仕事でもなんでも良いので、打ち込めるものを探してみましょう。

失恋を前向きに考えてみる

難しいかもしれませんが、今回の失恋を前向きに考えてみてください。「彼のおかげでここが成長できた」や「彼と一緒にいて、新しい発見があった」など、彼と出会えたからこんなに良いことがあったと、プラスの面を探してみましょう。

失恋をして気づけたことが、あなたの背中を押してくれるはずです。

仕事に手が付かないなら休む

失恋でできた傷は、あなたが思っている以上に心身に影響を与えています。何もかも投げ出したくなる人も少なくありません。しかし生活がある以上、仕事を辞める選択は非現実的です。それに、失恋のショックで正常な判断ができなくなっている可能性もあります。

自分の気持ちを整理するためにも、しんどいときは会社を休みましょう。一日休むことで、冷静になれるかもしれません。また、会社を休む理由は正直に言わないようにしましょう。周囲との関係を、悪くしてしまう原因になります。

会社を休むときは、「体調不良」と連絡をしましょう。そして、しっかりと休んで落ち着いたら、出社時に周囲にきちんとお礼を言うことも忘れないでください。

死にたいほどしんどいなら専門家へ相談を

彼という心の支えを失ったショックで、死にたくなるほどしんどいと思う人もいます。何に関しても無関心になった。夜眠れない、食欲がないなど、普段の生活に影響が出る人も少なくありません。このタイプの人は、自力で立ち直ることが難しい場合が多いです。

死にたくなるほどしんどいと感じ始めたら、専門家へ相談することをおすすめします。しっかりとカウンセリングや診察を受けることで、自分の気持ちを聞いてもらい症状を改善させると同時に、処方箋を出してもらうなど症状に応じた対応も可能です。

しんどいときに自分1人で抱え込むと、さらなる悪化に繋がりかねません。最悪な事態を防ぐためにも、まずは専門家に頼りましょう。

まとめ：しんどい失恋後は頑張らなくても大丈夫

失恋をすると、しんどいと感じることは当たり前です。長い時間を一緒に過ごし、あなたの心に寄り添ってくれた彼。そんな彼を失う辛さや痛みは、すぐに癒えるものではありません。中には、失恋して自暴自棄になり生活習慣が乱れる人、仕事が手につかなくなる人もいます。

しんどいと感じたら無理しないことが大切です。頑張らなくていいので、三食きちんと食べる、決まった時間に寝るなど正しい生活習慣だけは意識しましょう。また、1人で思いつめてストーカー化しないように気をつけてください。

1人でどうしようもないときは周囲に頼ることも大事です。今回紹介した方法を試して、失恋の辛さからくるしんどいや痛みを和らげ、前に進めるようにしましょう。