旦那と別れたい！夫と上手に別れる3つの方法を解説

旦那と別れたい8つの理由

結婚して一度は愛した旦那。しかし、我慢できないことが増えてくると、別れたいと感じてしまうのもわかります。特に不快になる行為が続くようなら、本気で別れるべきでしょう。しかし簡単に別れられないのが、離婚の現実です。離婚をスムーズに進めるためには、あなたが別れたい理由について、具体的に振り返る必要があります。

そこで実際に旦那と別れた場合の理由についてまとめたので、参考にしてみてください。自分に当てはまる部分があるのなら、非がある部分についても振り返ってみましょう。

性格の不一致

旦那と別れた理由で一番多く見られるのが、性格の不一致です。結婚当初は気にならなかった出来事でも、毎日顔を合わせると、我慢できなくなってしまうこともあるでしょう。ストレスが溜まって喧嘩が絶えない毎日は、誰でも嫌になりますよね。

しかしこれだけでは、旦那と別れられる要因にはなりません。もっと具体的な理由を探し、旦那側に明確な原因がないと、スムーズに離婚するのは難しいでしょう。

暴力を振るわれる

男性から手を出されて嫌になった女性は、旦那と別れる離婚の要因となるので覚えておきましょう。もちろん喧嘩していて一度だけ暴力を振るわれたのなら、理由としては効果が低いかもしれません。

しかし定期的に手を出す旦那なら離婚の原因となるので、早めに別れてしまいましょう。それはあなたが精神的に病んでしまうだけでなく、子供にも悪い影響を与えてしまうからです。できるなら旦那と距離をとり、弁護士などに相談して具体的な方法を教えてもらいましょう。

旦那が不倫をした

信じていた旦那が、隠れて別の女性と遊んでいたと思うだけでも、腹が立ちますよね。しかし何度も異性と不貞行為をしていないと、離婚が成立しにくいので注意してください。子供のためだと許してしまう女性も多いですが、ストレスを強く感じているなら、別れるという選択肢を持っていて損はありません。

何度も旦那の不倫を目撃してしまったなら、旦那と関わりのない人に相談し、冷静になってから離婚に向けて行動しましょう。

家事を手伝わない

いつも家事をしている女性にとって、寝ているばかりの旦那を見ているとストレスを感じるのもわかります。どうしても我慢できないのなら、旦那と別れるのもいいでしょう。家事をしている程度によって結果が異なりますが、ひどい場合には離婚の要因になるからです。

また家事どころか家に帰らず、家庭を疎かにしているのなら、別れたいと話を持ち出しましょう。あなたに甘えて家庭を任せっきりにしているかもしれないので、危機感を持たせる意味でも主張してみるのは大切です。もしかすると不貞行為をしている可能性もあるので、相手のリアクションを見てみるのもいいでしょう。

子供の面倒を見ない

家事だけでなく、子育てに参加しない旦那にイライラする女性も少なくありません。中には毎日の子育てで、肉体的にも精神的にも病んでしまう女性もいます。余計なストレスを溜めたくないのなら、離婚という選択肢も視野に入れておきましょう。

またあまりにイライラしすぎて喧嘩にまで発展してしまうと、子供にも悪影響があります。あまり無理をしないで、子育てを手伝ってくれないと別れたいと主張してみてください。それでも変わらないのなら、本当に離婚に動き出しましょう。

生活費を渡してくれない

幸せな家庭を築くためには、必ずお金が必要になります。しかし自分で働いて稼いだからといって、旦那が全ての生活費を自分で使ってしまっていたという話は少なくありません。また旦那の不貞によって、生活費をもらえないケースもあります。

そこでなぜ生活費を渡してくれないのか理由を聞いてみて、納得できないのなら旦那と別れることを検討しましょう。現実的に生活が困難になるので、離婚の要因になる十分な理由になります。

酒癖が悪い

お酒をたしなむ男性は多いですが、酒癖が悪いとなると、別れたくなるのもわかります。普段の性格が豹変して、高圧的な態度になる旦那を見るのは嫌ですよね。場合によっては、暴力を振るわれてひどい目に合うかもしれません。中には少ない生活費からお酒ばかりを購入し、生活が苦しいという話もあります。だからこそ、酒癖が悪い旦那とは別れたいという女性が多いわけです。

しかし仕事の付き合いなどで、仕方がなくお酒を飲んでいる男性もいます。酒癖が悪いからといって一方的に別れようとせず、一度くらいは旦那と話し合いましょう。正当な理由が出てこなければ、離婚を考えてください。

セックスレスになった

仕事が疲れて夫婦の営みが少ないと感じると、女性として自信をなくしてしまうでしょう。しかしこれだけでは、直接的な原因で別れるのは難しいかもしれません。もちろん他の原因でセックスレスになっているのなら、離婚の要因の一つになり得ます。

例えば不貞行為をしていて、セックスレスになったというケースもあるでしょう。何か旦那の様子がおかしいと感じるなら、様子を見てセックスレスになった原因を探ってみるのがおすすめです。もちろんこっそり探らないと関係が悪くなって、さらにセックスレスの原因になってしまうので注意してください。

旦那と別れるリスクを考えよう

旦那の事が嫌になったら別れた方が良いケースがありますが、必ず離婚にはデメリットもあるので注意しましょう。このリスクを知っておかないと、あなただけでなく、周りにも悪影響が出てしまいます。それを踏まえて別れるという選択肢を選んでください。どのようなリスクがあるのかまとめてみたので、確認しておきましょう。

お金がない場合はどうする？

旦那と別れた時に一番のリスクになるのが、お金が無くなった場合です。共働きで子育てをしていた女性はまだ大丈夫ですが、専業主婦からシングルマザーになった場合は、仕事をしながら子育てをしなければいけません。

生活費がないと不安になるかもしれませんが、シングルマザーを手助けする補助金などの制度もあります。公的機関に相談窓口も用意されているので、問い合わせてみるのもいいでしょう。また旦那に養育費や慰謝料として、お金をもらえるように働きかけるのも良い方法です。

子供に悪影響を与える可能性がある

旦那と別れたら自分だけでなく、子供にも迷惑がかかってしまうかもしれません。あなたは嫌いになったかもしれませんが、子供には旦那がどんな人だったか関係なく父親です。旦那と別れるのなら、寂しい思いをさせないか自分に問いかけてみましょう。どうしても子供に迷惑をかけたくないのなら、旦那と別れるのは待ってみてください。

しかし旦那そのものが、子供に悪い影響を与えているのなら話は別です。話が分かる年齢なら、旦那と別れると伝えて納得した上で別れるのもいいでしょう。

世間の目が変わる可能性がある

旦那と別れた場合、あなたはシングルマザーになります。シングルマザーになると世間の目が変わってしまうことも少なくありません。

気にならない人なら問題ありませんが、子供がいる場合は特に世間と関わっていかないといけません。地域差や個人差はありますが、あまり良いイメージを持たない人がいるのは事実です。

子供の友達付き合いにまで影響する場合もありますので、別れる場合には母親として相応の覚悟を持って別れた方が良いでしょう。

旦那と別れたいと思ったときにやっておくべきこと

旦那が嫌になる瞬間はいつでもあるでしょう。しかし本気で別れたいと思った時には、現実的に行動しておかないと、別れた後が疲れてしまいます。そうならないためにも、やっておくべき内容を紹介するので参考にしてみてください。

ちなみに別れたいと感じた時は、すぐに行動に移すのではなく、身近な人に相談して冷静になるのが大事です。それから何をするべきか考えてみましょう。

家族、友人など信頼できる人に相談してみる

まず旦那と別れたいと感じた場合は、直接旦那に別れたいと伝えてはいけません。旦那が嫌いで別れるわけですから、本人に直接話すと感情的になる可能性があります。そこで、先に身近な家族や友人に相談しておき、しっかり冷静に準備が進められるようにしておきましょう。

この身内に関しても、冷静に話を聞いてくれる人を選ぶと、的確な判断ができます。あなたにも悪い部分があったと気付かせてもらえると、今後の役に立つでしょう。旦那との話し合いもしやすくなるので、相談しておいて損はありません。

子供がいる場合は親権について考えておく

子供がいる女性の場合は、旦那と別れる前に親権について考えておきましょう。自分1人でも子育てをしたいと感じるなら親権を獲得しても大丈夫ですが、自信がないのなら旦那に任せるという選択肢もあります。

しかし旦那も子供を引き取りたいという気持ちがあり、子供を取り合う可能性があるのなら、親権について勉強しておくようにしましょう。養育費などの現実的なお金の問題も出てくるので、別れる前に知っておくと、交渉を有利に進められるようになります。

離婚の意思が変わらないか確認する

旦那と別れたいと思っていたとしても、それは感情的になっただけで、冷静になってみると迷っている人がほとんどでしょう。子供の事やお金の問題など、別れた後の生活を考えると、本当に離婚するべきか気持ちが揺らいでしまうかもしれません。

別れを切り出す前に、自分自身に意思が変わらないかよく確認してから判断してください。例えば離婚した場合に、どんなデメリットがあるのか書き出すとわかりやすいでしょう。書き出した内容を見て、不安に感じるならやめたほうが無難です。逆に意思が変わらないのなら、別れても後悔が少ないでしょう。

共有財産の有無を確認する

離婚の際に共有財産の件で、揉めてしまうケースがあります。共有財産とは、簡単に言うと夫婦で作り上げてきたお金に関する事です。

貯金だけでなく、自宅のローンなど細かい部分まで関係があるので、別れる前に確認しておくと冷静な行動ができるようになります。旦那の口座を確認するなど、見落としがちな部分までチェックしておきましょう。離婚した後に、どの程度あなたの手元にお金が残るのか計算してみてください。

離婚後の生活を考えておく

旦那と別れた後は、旦那に頼らずに生活しないといけません。専業主婦の場合、新しく仕事を探すのは簡単ではありませんが、生活費を稼がなければ生活していくことはできません。

子供がいる場合はシングルマザーでも働きやすい職種を探す、インターネットで受け取れる給付金がないか探すなどして、離婚後の生活について考えておきましょう。雇用形態について悩む場合は、子供が小さいうちはパートや在宅ワークの仕事、子供の手がかからなくなってきてから、正社員でガッツリ稼ぐ方法もあります。

不倫やDVの証拠を集めておく

旦那が不貞行為やDVをしてくるのなら、その証拠を集めておくと、スムーズに別れられます。どのようなものが必要なのか知りたいのなら、弁護士に相談するのが一番です。慰謝料や養育費などの請求についても、相談しやすくなるでしょう。

場合によっては証拠を抹消しようとする旦那もいるので、気付かれないように行動してください。証拠を集める勇気がないのなら、探偵などの業者に相談しましょう。お金はかかりますが、トラブルが起こりにくいので無難なやり方です。

最終手段は弁護士に頼る

弁護士は離婚などのトラブルに詳しいので、本気で別れたいと感じているなら、弁護士に相談すると安心です。もちろん身内などに相談して別れを決心してから、最後に弁護士に相談してください。

財産分与などのお金の問題や、親権などのトラブルが起こりやすい話も、詳しく聞いてくれるはずです。別れるためのアドバイスをくれるので、スムーズな離婚を目指すなら最適な方法となります。

旦那と別れるための具体的な3つの方法

別れるための準備ができたら、行動に移しましょう。主に3つの種類の別れ方があるので、覚えておくと何をするべきかわかってくるはずです。ステップに分けられており、合意がなければ最終的に裁判で離婚をするといった仕組みになります。

話し合いで済めば早く離婚ができますが、裁判となると1年ほどかかると言われており、かなりの労力が必要になるでしょう。また弁護士を立てなければいけないので、出費もそれなりにかかってしまいます。できるなら話し合いで終わらせたい女性も多いでしょう。だからこそ、どのような別れ方があるのか知っておくべきです。

夫婦間の話し合いで別れる場合は協議離婚

協議離婚とは話し合いで、お互いが合意した上で別れられる方法です。ほとんどの離婚がこの協議離婚であり、離婚届を提出するだけで終わらせられます。素早く旦那と別れたいのなら、この協議離婚に持ち込むようにしましょう。

ちなみに簡単に離婚できるからといって、勢いだけで協議離婚を進めるのも危険です。財産分与や養育費など、トラブルが起きやすい部分については、旦那と相談した上で公正証書を作っておいてください。損をしないためにも、話し合いを済ませておくのが協議離婚では重要なポイントです。

話し合いで解決しない場合は調停離婚

話し合いでお互いの離婚の合意ができないと、調停離婚に進みます。この方法は調停委員が間に入るので、直接旦那と話をしなくて済むのが特徴です。話し合いで納得がいかない内容を調停委員に話を聞いてもらい、その意見を調整して結論が出ます。

第三者が間に入るため、協議離婚のようにスムーズに終わりません。遅い場合だと半年ほどかかったケースもあります。話がまとまらないと調停が長引いてしまうので、自分の意見をはっきりと弁護士に伝え、話を前に進めることが重要です。

調停離婚に旦那が合意しない場合は裁判離婚

調停によって離婚ができないと判断した場合、どちらかが訴訟を起こして裁判になります。弁護士を立てての裁判となるので、このあたりは注意が必要です。明確な別れの原因がない限り、離婚裁判で勝訴となりにくいでしょう。裁判離婚となりそうなら、事前に準備しておかないと損をしてしまう可能性があります。揉めそうと判断すれば、すぐに弁護士に相談しておけば安心です。

ちなみに裁判離婚となれば揉めやすいこともあり、離婚が決まるまでに1年ほどかかってしまうことも。旦那が控訴したとすれば、さらに時間がかかってしまう場合もあります。精神的に疲れてしまわないように、裁判離婚の場合は覚悟を決めてから挑むようにしましょう。

できるだけ円満に旦那と別れるためには？

旦那と別れる際に揉めてしまうと、時間も労力も必要になってしまいます。そこで円満に別れて、早く気持ちを切り替えたいのなら、正しい話し合いをすることがポイントです。できるだけ冷静に旦那の話を聞き、論理的な話ができるように意識する事が重要。

正しい話し合いができれば円満に別れられる場合もあるので、スムーズに離婚後の生活が送れるようになるでしょう。

感情的にならず冷静に話し合いをする

円満に旦那と別れたいのなら、冷静に話し合いをするのが一番大切です。これができないと旦那と揉めて最悪の場合、裁判まで話が進むでしょう。時間がかかるだけでなく、精神的に疲れてしまいます。

旦那と一緒にいるのが苦痛になって別れるわけですから、感情的になってしまうのもわかります。しかしそれを堪えて、旦那の言っている内容を冷静に聞けば、円満に別れられる上に、早く離婚できるでしょう。無駄な労力をかけたくないのなら、冷静になるべきです。

離婚したい理由を論理的に説明する

離婚をするためには、旦那に自分の主張を理解してもらう必要があります。多くの男性は論理的に話をします。これを理解して離婚したい理由を説明すると、旦那が悪かった部分を把握してくれるでしょう。

逆に多くの女性は感情的に話すため、話がかみ合わず、お互いがイライラして揉める原因になってしまいます。何が原因で別れたいのか、あらかじめ整理してから話し合いを持ち掛けましょう。旦那がイライラして話し合いができないのなら、日を改めるのもおすすめです。お互いが冷静に論理的な話し合いができる場を作ってください。

旦那の意見もしっかりと聞く

話し合いが始まると、自分の主張ばかりしてしまうかもしれません。しかし旦那の意見を聞かないと、揉める原因となってしまいます。旦那ばかりが悪かったと思わず、離婚はお互いが悪いと意識して話し合いを進めましょう。このように思えば、旦那の意見も耳を傾けやすくなります。

もちろん旦那の意見の中には、納得できない内容も出てくるでしょう。しかしそれも円満に別れるためと思い、冷静に話を聞いて論理的に話を進める努力が必要です。イライラして旦那の意見が聞けないのなら、休憩を挟んでじっくり話し合いをしてみてください。

まとめ：旦那と別れたいなら冷静な判断と準備をしよう

旦那と別れたいのなら冷静に行動に移して、できるだけ円満に別れられるように努力しましょう。離婚で揉めて裁判まで行ってしまうと、1年ほど時間がかかってしまうだけでなく、精神的に疲れてしまい、別れた後も大変です。

そして離婚した後のことも考えると、あらかじめ準備しておくのも大切になってきます。旦那がいなくても生活できるだけの資金力や仕事の面など、計画的に動いておくと、離婚後も安定して生活ができるでしょう。

また子供の悩みも多くなってくるので、相談できる場所や相手がいると安心に繋がります。旦那と別れるのは簡単ではありませんが、今後の人生がより良いものになるように、冷静な判断と準備をするようにしましょう。