「マッチングアプリでフェードアウトしたい」あるいは「フェードアウトされた」とき、どうしたらいいか困ってしまいますよね。そもそもフェードアウトが何かわからない方もいるでしょう。フェードアウトをうまく利用する、またはフェードアウトされた原因を知ることで、アプリでの活動は効率的になります。
そこで、この記事ではマッチングアプリにおけるフェードアウトとは一体何か？そしてフェードアウトしたい場合やされた場合の具体的な手法・対策について解説していきます。フェードアウトについて正しく知り、適切な判断をしてくださいね。
もっと自分に合ったマッチングアプリがあるかも…と思う人はこちらの記事をチェックしてください！
マッチングアプリのフェードアウトとは？
マッチングアプリのフェードアウトとは何か？という点から解説をしていきます。フェードアウトとは「徐々に関係を断つこと」です。具体的には、連絡する間隔を少しずつ開けていくことで、相手に脈なしであることを伝えるといったテクニックがフェードアウトになります。フェードアウトのメリットは、相手をあまり傷つけない点です。
フェードアウトをうまく利用すれば相手を傷つけず、自分も気まずい思いをしなくて済む方法の1つになります。ただし、場合によってはバッサリ断らないと引き下がらない人もいるため、そういった相手にはカットアウトを行いましょう。カットアウトはフェードアウトと逆で、しっかり断ることです。
マッチングアプリでフェードアウトしたいときの流れ
フェードアウトをしっかりするためのコツや連絡先交換時のフェードアウトの方法など、具体的なテクニック・流れを解説していきます。まずはマッチングアプリでフェードアウトしたいときの流れをまとめました。
マッチングアプリでフェードアウトするコツ4選
仕事や体調を理由にする・相づちのみの返事・返信までの期間を長くする・質問に答えるだけにするなど、フェードアウトのコツはいくつかあります。マッチングアプリでフェードアウトするコツを4つまとめました。
【フェードアウトするコツ1】仕事や体調を理由にする
まずは仕事や体調を理由にしましょう。一番分かりやすい方法です。仕事が忙しいといってしまえば、マッチングアプリでしか付き合いはないため相手との関係をフェードアウトできます。なぜなら仕事姿やスケジュールを把握されることは、ほとんどないからです。
また、仕事以外にも体調不良を理由にすることもおすすめですよ。「ちょっと最近は体調が悪いから会えない」などと何度も繰り返せば、相手も脈なしなことに気づきます。ただし、体調は大きな病気を患ったことにしない限り回復するため「良くなったら遊び行こうよ」と誘われる可能性が高い点には注意しましょう。
【フェードアウトするコツ2】相づちを返すのみにする
相づちのみ返すのも1つの手段です。会話が膨らむと相手が期待してしまうため、フェードアウトしずらくなります。これ以上会話を膨らませないためにも、相づちだけを返信しましょう。具体的には「この間、美味しいカレー屋見つけたんだよね！」と送られてきたときに「そうなんですか」とだけ返信するといったイメージです。
相手としては「美味しそうです！連れていってください！」などを期待しているところに、ただの相づちだけの返信をすると、脈なしなことを遠回しに伝えられます。ただ、あまりにも鈍感な相手だと、相づちだけでも会話が膨らんでいると感じる人もいるので、場合によってはカットアウトも視野にいれましょう。
【フェードアウトするコツ3】返信する間隔を長くする
返信する間隔を長くしていくことも1つの手です。少しずつ返信の間隔を長くしていき、相手に飽きられる・やる気をなくさせるのは意外と有効な手段と言えるでしょう。マッチングアプリは、LINEなどの連絡先を教えない限り、アプリ内でしか連絡を取れません。唯一の連絡手段が数日に1回程度しか会話できないのなら、相手も脈なしに気づくでしょう。
また、間隔を開けることに加えて、返信の内容は先ほど説明した相づちだけにしていくと、より効果的です。返信に何日もかかったうえに内容が「そうですね」のみなら、さすがに相手も「自分に興味がないんだろうな」と分かるでしょう。フェードアウトで返信間隔を空ける方法は有効ですので、ぜひ利用してみてください。
【フェードアウトするコツ4】質問に回答するのみにする
質問に回答するのみにすることも有効な手段です。会話の多くは質問をし合うことで成立します。男性が質問して、女性が答えて、今度は女性が質問して……といった具合で会話するとスムーズな会話が可能です。つまり、フェードアウトしたい人は逆の行動をしましょう。
相手からの質問には答えるけれど、自分からは質問をしないといった方法がおすすめです。相手の質問には答えているので、失礼な感じは与えません。しかし、会話が弾まないため、相手も脈なしだと感じる、あるいは会話が面白くないと感じるでしょう。
連絡先交換後のフェードアウト方法
マッチングアプリのメッセージ機能だけの連絡であればフェードアウトは簡単です。しかし、連絡先（LINEなど）の交換をした後は注意してください。段階に応じて対応が変わってきます。連絡先交換後のフェードアウト方法についてまとめました。
【方法1】LINE交換後にフェードアウトする方法
LINE交換後で、他のSNSや名前を知られていない場合は簡単です。マッチングアプリのメッセージでフェードアウトをするときと同様の手順で、徐々に連絡の間隔を空けていきましょう。LINEのみでは個人情報がほとんど漏れないため、あまり気を使う必要はありません。安心してください。
どうしても相手から連絡がくる場合は、未読・既読無視、最終手段としてブロックしてしまえば大丈夫です。LINEとマッチングアプリでしか繋がっていない相手であれば、多少強引にフェードアウトしても問題になりにくいでしょう。ただし、他のSNSや住所・本名を知られている場合は難しいので注意してください。
【方法2】Facebookを知られているときの方法
Facebookを知られているときの方法は、整合性を合わせることが重要です。Facebookの投稿と齟齬が生じると、相手に不信感を与え、怒らせてしまいます。具体的には、仕事が忙しい・体調が悪いといった理由を使ったにもかかわらず、Facebookでは暇そうにしていたり元気だと、嘘をついていると思われるということです。
そしてFacebookに限ったことではありません。Instagram・Twitterなど他のSNSを知られている場合も同様です。SNSを知られていると、投稿内容とフェードアウトの整合性を取るのが難しいため、なるべむSNSは知られないようにマッチングアプリを利用しましょう。
【方法3】本名を知られているときの方法
本名を知られているときはとくに注意しましょう。できる限り穏便にすませるように、細心の注意を払うようにしてください。というのも、下手なフェードアウトをすると、場合によってはストーカー被害に合う場合もあるためです。できればフェードアウトをするというよりは、丁寧に断るようにした方が良いでしょう。
上記の理由から、マッチングアプリで本名を教えるのはデート後や相手との仲を深めたいと思ったタイミングがおすすめです。相手のことがよくわからない状態で名前を教えるのは、大きなリスクがあります。教えても苗字だけ・名前だけといった対応をしておきましょう。
【方法4】デート後にフェードアウトする方法
デート後にフェードアウトする方法についても解説しておきます。結論から言うと、通常のフェードアウトでOKです。名前・住所・SNSを教えていないのなら、普通に連絡の間隔を開けていくフェードアウトで十分。なぜなら、個人情報を知らないためあなたを特定することが難しいからです。
ただし、自分の生活圏がバレるとばったり出会うパターンもありますので、注意しましょう。そのため、マッチングアプリで初デートをする場合は、自分が普段行かない場所に行くことが得策とも言えます。何度か会って信用できると思ったときに、家の近くをデートの場所に選びましょう。
フェードアウトのメリット・デメリット
フェードアウトの方法・コツを紹介しましたが、フェードアウトをした方が良い場合とそうでない場合があります。どう使い分ければ良いのか、フェードアウトの良い点・悪い点を理解しておきましょう。フェードアウトのメリット・デメリットを簡単に解説していきます。
フェードアウトするメリット
フェードアウトのメリットは、嫌な気持ちをお互いに感じない点がまず挙げられます。明らかに拒絶をされると傷つきますし、拒絶をする方も良い気分ではありません。また、他の異性との同時進行がしやすいところもメリットでしょう。何人かの異性と話を進めて、合わない人をフェードアウトしていけばOKです。
そしてプライベートへの影響を少なくするという点でも、フェードアウトは優秀。全員に丁寧な対応をしていては、プライベートに影響がでてきます。そして何より、関係を元に戻そうと思ったときは、こちらから連絡を入れるだけなので簡単ですよね。上記の内容がフェードアウトの利点として挙げられます。
フェードアウトするデメリット
フェードアウトのデメリットは、直接嫌いや合わないと伝えることもなくはっきりしないため、モヤモヤしてしまうことです。そして、相手によってははっきり言わないと失礼と思う人もいます。フェードアウトは、人によって失礼やすっきりしないと感じるでしょう。一概にフェードアウトが有効とは言えないということです。
また、相手がフェードアウトされたことに気づかず、関係を継続したがる場合もあります。人によっては、はっきり言ってカットアウトした方がいい場合もあるため、使い分けが重要です。そしてフェードアウトの癖がつくと良くない点として、ちょっとした喧嘩で別れを考えてしまうようになります。デメリットを理解して正しく利用しましょう。
マッチングアプリでフェードアウトされたときの流れ
今度はマッチングアプリで、フェードアウトされたときの流れをまとめました。フェードアウトされた原因を考えて次回以降に活かしましょう。フェードアウト後の行動を決め、次を見据えることが重要となってきます。
フェードアウトされた原因を考える
まず、フェードアウトされたときは原因を考えましょう。何も考えず次の人にアプローチした場合、また同じ過ちを繰り返してしまいフェードアウトになる可能性があります。しっかりと原因を理解して、次にいかしてください。
メッセージがつまらなかった
フェードアウトの原因としてよくあるのが、メッセージがつまらなかった場合です。メッセージのやりとりはマッチングアプリの基本事項のため、この部分がうまく行かないとマッチングアプリ攻略が難しくなります。無理におもしろくする必要はありません。会話の内容を適切なものにするだけでOKです。
では具体的にどうすればいいのかというと、相手のプロフィールを丁寧に読み、相手の興味がありそうなことから話題を膨らませるのがおすすめ。そして質問攻めにはしないようにしましょう。自分が質問したら、今度は相手から質問される……そういったバランスを大切にすると会話は弾んでいきますよ。
忙しくて返信できなかった
仕事などが忙しく後回しにしてしまい、気まずくなって相手がフェードアウトを選択したということも考えられます。確かに会社員は仕事が忙しく、マッチングアプリに時間を割くのは難しいですよね。ただし、忙しいを理由にしていては、うまくいくことはありません。
対処法としては、あらかじめ仕事が忙しくて返信が遅くなることを伝えておきましょう。事前に返信が来ないことを知っているのといないのでは大違いです。最初に「仕事が忙しくてなかなか返信ができないかもしれません」と伝えておくだけで成功率は高くなりますよ。
相手から不真面目に思われた
相手から不真面目に思われた、悪質な業者やサクラだと思われるとそのままフェードアウトされてしまいます。例えば、なんらかの外部アプリやサービスに誘導してしまったり、無駄に会話を長引かせたりすると相手からの印象は悪くなります。マッチングアプリを真面目に利用するのであれば、マッチング以外の目的で使用しないようにしましょう。
また、遊び目的での利用と思われるのもよくありません。とくに婚活を目的にしているアプリだと、印象が悪くなります。そのため、婚活目的のマッチングアプリの場合、すぐに会おうとするようなことのないようにしてください。丁寧に関係を深めていくことが最善の攻略法です。
フェードアウトされないためのコツを知る
マッチングアプリで成功するためには、フェードアウトされないためのコツを知ることが重要です。例えば明るく楽しいメッセージを心がける・デートに自分から誘う・自分のことをきちんと話すなどがポイントになります。フェードアウトを回避するためのコツについてまとめました。
明るく楽しいメッセージを心がける
明るく楽しいメッセージを心がけましょう。テンポよく返信しやすい内容や質問を添えて返信すると、楽しく会話ができます。基本的に相手と同じくらいの熱量で文章を書くとうまくいくでしょう。文量や絵文字の使い方を相手に合わせてくださいね。
また、質問攻めはよくありませんが、質問を適度に織り交ぜて会話するようにしてみてください。プロフィールを読んで質問をするとより効果的です。映画が趣味と書いてあれば「映画好きなんですね！私もです。どんな映画が好きなんですか？」といった質問をすると相手も答えるのが楽しくなるでしょう。
やりとりが楽しかったらデートに誘う
やりとりを数回続けて、楽しいと感じたらデートに誘いましょう。ポイントは数回のやりとりを続けることです。最初からデートに誘うと遊び目的と思われてしまいますし、デートがうまくいかないと、そのままフェードアウトになる場合もあります。
そうならないためにも、まずはメッセージのやりとりを繰り返し、相手との相性を探りましょう。メッセージで会話が弾むと、実際に会うときも心地よくすごせます。メッセージの相性が良いと思ったときは、デートに誘ってみてくださいね。
自分のことを相手に伝える
自分のことをきちんと相手に伝えることも大切です。自分がどういう人で、どんな人が理想なのか、また遊びではなく真剣に恋活・婚活をしていることをアピールしましょう。あなたの人となりがしっかりと伝わると、フェードアウトの危険性も下がります。
ただし、自分のことばかり話すのはよくないのでやめましょう。適切なバランスを考えて、自分の話をするようにしてください。くれぐれも自慢話にならないように注意する必要もあります。相手が自分の話をしてくれたら、それと同じくらいの熱量で返信することがコツですよ。
フェードアウト後の行動を決める
フェードアウトされた後に取るべき行動を解説していきます。気持ちの切り替えや原因を改善するといった行動が重要です。いつまでも引きずっていては前に進めないので、しっかりと対処していきましょう。フェードアウト後の行動についてまとめました。
気持ちを切り替えてきっぱり忘れる
気持ちを切り替えてきっぱり忘れることが重要です。マッチングアプリのユーザーは数多くいるので、1人からフェードアウトされても大して気にする必要はありません。どんどん次の相手にアプローチしていき、相性の良い人が現れるまで粘りましょう。
恋活・婚活はじっくり進めるのが大事ですからね。うまくいかないことの原因について考えることも大切ですが、気にしすぎないことも重要です。まずは気持ちを切り替えて、落ち着いてからどこが悪かったのかを考えましょう。
様子を見て連絡してみる
フェードアウトの場合はきっぱり断られたわけではないので、まだチャンスがあります。様子をみて、しばらく経ってから連絡を入れてみましょう。このとき、期待のしすぎは禁物です。返信がこないことも覚悟して、チャンスがあるかどうかを確かめましょう。
ただ、相手が忙しくて返信できていなかった。他の人と話してみたけれど、あまり合わなかったといった場合は、稀に返信がきてそのまま良い関係になることもあります。チャンスがゼロでない限りは攻めることが大切です。様子を見て連絡を入れてみましょう。
どのタイミングで決断されたか分析する
最後にするべきことは、どのタイミングでフェードアウトを決断されたのかを分析しましょう。原因がわからないと改善のしようがありません。決め手がどこだったのかをよく考えて、次にいかすようにしてください。
もし、仲の良い友人がいるのであれば、会話の内容を見せて相談するのも1つの手段です。客観的な視点から物事を見てくれる人がいると大きく前に進めますよ。順序としては、まずは気持ちを切り替えて、その後連絡をしてみて、最後に分析といった流れがおすすめです。考えすぎない程度に原因を分析してみましょう。
まとめ：フェードアウトは気にしなくてOK
結論から言うと、フェードアウトはそこまで気にする必要はありません。個人情報を相手に教えていない場合は、そのまま徐々に会話を減らしフェードアウトすればOKです。ただし、個人情報やSNSを知られている場合は細心の注意を払いましょう。
また、フェードアウトされた場合も同様です。フェードアウトされたときは、まずは気持ちを切り替えましょう。そして様子を見てもう一度連絡してみてください。うまくいけば、関係が好転する場合もありますよ。なんにせよ、フェードアウトは考えすぎなくて大丈夫です。この記事を参考にフェードアウトと向き合ってみてくださいね。