経済的にも安定していて、社会的地位も高い弁護士に憧れる女性は少なくありません。結婚したい男性の理想の職業としても人気のある弁護士ですが、どうして結婚したいと思うのでしょうか。
経済面や社会的地位で言うのであれば、当てはまる職種は他にもあります。確かに弁護士というと、高学歴でスマートな職業という印象が強いです。そして、弁護士が主役のドラマも放送されることが多く、その影響も強いのではないでしょうか。
一見華やかな職業に見える弁護士ですが、結婚するとなると大変な部分もあります。今回は、弁護士と結婚するメリットやデメリット。そして、出会う方法や弁護士が求める理想のパートナー像を解説します。
弁護士と結婚するメリット・デメリット
正義感が強く落ち着いた印象の弁護士と結婚したいと思う女性はいると思いますが、大変な面も多いのが事実です。結婚してから「こんなはずじゃなかった！」とならないように、弁護士と結婚するメリットとデメリットをまとめました。
弁護士の妻になるメリット4選
社会的地位や収入など、総合的に見てもパートナーとして申し分のない職業の弁護士ですが、妻になった場合どんなメリットがあるのでしょうか。確かに「弁護士の妻」という肩書だけでも周囲からは一目置かれそうなイメージです。
しかし、メリットは肩書などの表面的なものだけでしょうか。実は、弁護士という法律を扱う職業特有のメリットも。今回は、あなたが弁護士の妻になったときに表面的な面だけでなく、さまざまなメリットがあることを紹介します。
平均年収が高くお金に困りにくい
弁護士の年収は所属する事務所や年齢、経験年数によって変わってきますが、他の職業と比べると1年目からある程度の額が貰えます。このため、経済的にも余裕があり困ることは比較的ありません。
弁護士の中でも民事弁護や国際弁護を専門に受けていたり、大手の弁護士事務所に所属している場合は収入も期待できます。弁護士である彼の収入のみで暮らせるため、専業主婦になる女性も多いです。
知り合った弁護士の彼が、何の分野を専門に受けているのか把握しておきましょう。
プライベートでも法律の知識が役に立つ
法律の専門家ともいえる弁護士と結婚すると、何かトラブルや事件に巻き込まれたときも、冷静に対処してくれることでしょう。日常的にさまざまなトラブルの相談を受けているため、1番効率の良い解決策を知っているはずです。
また、事前に主人が弁護士だと知られていたらターゲットにされにくく、犯罪やトラブルを予防することもできるでしょう。弁護士の妻になると、法律的なトラブルに悩まされることが減り、犯罪の被害を未然に防げる可能性が高いです。
社会的地位が高くローンなどの審査に通りやすい
職業柄法律を扱う仕事の弁護士は、司法試験の狭き門を突破した優秀な人材というイメージがあります。そのため、社会からの信用度も他の職業に比べて高いのが特徴です。信頼度が高く好印象。このメリットは、他の場所でも有効に使うことができます。
社会的にも信頼度が高いことは、言い方を変えれば「反社会的な行為はしない」や「約束や契約はしっかり守る」ということです。このため、住宅や車などのローンの審査にも通りやすく、新しくローンの契約を結ぶときにも苦労しないでしょう。
弁護士の妻になるデメリット3選
多方面における弁護士のメリットを紹介したことによって、他の職業とは違う魅力的な面が多々あることがわかりました。それと同時に、「弁護士と結婚したい！」と思う気持ちは強まったのではないでしょうか。
ですが、メリットばかりに目を向けてしまい、結婚してから予想外の大変さに後悔した人も少なくありません。そうならないためにも、メリットばかりに目を向けずデメリットも知り、しっかりと向き合っていきましょう。
弁護士の妻になった場合のデメリットを解説します。
専門分野によって収入にばらつきがある
「弁護士＝高収入」と連想してしまいますが、実は弁護士の収入の幅は広く、高収入から一般のサラリーマンと変わらない人までさまざまです。中には、妻も働かないと生活できない収入の弁護士もいます。
なぜ、こんなにも幅が出てしまうのかというと、大きな理由として年齢や経験年数が関係しているからです。また、勤め先が大手の弁護士事務所か個人かでも違ってくるでしょう。他にも、専門分野によっても収入が大きく分かれています。
例えば、企業から直接雇われて法務を行う企業内弁護士の年収は、法律事務所に所属する弁護士よりも低いことが多いです。
家にいない時間が多い
弁護士の仕事は、担当する分野によっては想像以上に過酷です。膨大な仕事量を迅速に裁かなくてはいけません。そして、弁護士は依頼人がいて成り立つ仕事です。依頼人から「相談がある」と言われれば、休日でも足を運びます。
とくに、30～40代の「中堅弁護士」は仕事量が多く、1日に12時間以上働かないと追いつかない場合もあるそうです。これだけ多忙だと休むことも難しく、必然的に家にいる時間も少なくなります。
時給・日給制で働く弁護士もいる
弁護士の収入は、勤務形態や所属している弁護士事務所、専門分野などによって大きく差が出てきます。中には、時給・日給制で働く人もいるのが事実です。
しかし、時給・日給制と聞くと収入が低いように聞こえますが、そんなことはありません。裁判所で管財や調停を含めて報酬を貰う場合が多く、時給5000円と平均報酬が高いところが特徴です。
参考：
平成29年賃金構造基本統計調査
弁護士が結婚したい理想のパートナー像を解説
女性の中で結婚相手にしたい職業として人気の高い弁護士ですが、反対に弁護士はどんな女性と結婚したいと思っているのでしょうか。表向きは華やかな職業と見られがちですが、専門分野によっては犯罪なども取り扱うため精神的にも負担が大きい職業です。
弁護士がパートナーに求めるものはどんな条件なのか。弁護士と結婚するために、あなたが頑張らないといけないことや弁護士が理想とするパートナー像を紹介します。
弁護士と結婚するには自分磨きが必要！
弁護士の妻になりたいのであれば、まずは自分磨きから始めましょう。彼の隣に並んでも違和感のない、外見も内面も洗練された女性になることが理想です。弁護士は、法廷や事務所だけが仕事の場ではありません。
さまざまな業界の人と仕事をするため、付き合いでパーティーなどに出席することも多いです。そうなると、必然的に妻も出席することになります。妻として横にいる以上、あなたの印象は弁護士である彼のイメージに直結するでしょう。
そのくらい、弁護士の妻は重要な役割があります。彼もそのことを含めて、パートナーを探すでしょう。そのため、弁護士の妻になりたいのであれば自分磨きを怠らないように注意してください。
弁護士が結婚したいと考える理想のパートナー像3選
弁護士の妻は、彼と一緒に表に出る機会が多いことがわかりました。「弁護士である彼がどういった女性を選び、連れているのか」周囲も気になるはずです。
もし公の場で、弁護士である彼の横にいるには相応しくない振る舞いをしてしまったら、彼のイメージを傷つけかねません。それが原因で、彼の仕事が減る可能性もあります。彼も絶対にそれだけは避けたいので、パートナー選びには慎重でしょう。
では、弁護士が結婚したいと思う理想のパートナー像とは、どういった女性でしょうか。弁護士に「結婚したい」と思わせる、女性の特徴をまとめました。
教養があり自分と話が合う女性
弁護士の男性は頭も良く、職業柄論理的に話をする人が多い印象を受けます。話の要点をまとめ、無駄なく簡潔に話すことが多く、それが当たり前だと思っているため、パートナーである女性にも求める場合が多いです。
そのため、常に話が飛んだり何が言いたいのか分からないような話し方をする女性には、幻滅する恐れがあります。夫婦になるのであれば、会話は重要なコミュニケーションの1つです。ここが合わないと、結婚しても上手くいかない可能性が高いでしょう。
知的な彼の会話を理解しついていける。そして、会話の波長の合う女性が弁護士の妻に向いています。
仕事で忙しくとも理解してくれる女性
デメリットでもお伝えしましたが、弁護士は基本的に激務です。土日祝日関係なく働くことも珍しくありません。時期にもよりますが一緒に暮らすことになっても、ほとんど自宅にいないことがあることを頭に入れておきましょう。
このことを知らずに結婚してしまい、1人でいる寂しさに耐え切れず彼に当たってしまわないように気をつけてください。彼もあなたや家庭のことを思って一生懸命働いているのに、それに対して攻められたらいい気はしません。
多忙な弁護士の妻になる以上、ある程度1人の時間が多くなることは覚悟してください。そして、懸命に働いてくれる彼を応援してあげられる、心に余裕がある女性が理想的です。
派手さのないナチュラルタイプの女性
弁護士の男性は比較的、派手さのないナチュラルなタイプの女性をパートナーに選ぶ傾向があります。その理由は「率直にタイプだから」という場合もありますが、職業的な面も考えてのことでしょう。
彼に付き添って、会食やパーティーなど公の場に出ることが意外と多い弁護士の妻。彼と一緒にいれば「弁護士という立派な職業の彼が、いったいどんな女性を選び連れているのか」嫌でも注目を浴びてしまいます。
そして、周囲の評価がそのまま彼の評価になることも覚えておいてください。もし、あなたがその場に相応しくない服装をしていた場合、TPOも考えられない女性という印象を周囲は受けます。そして、そんな女性を選んだ彼も同じだと思われるでしょう。
弁護士と結婚したい方必見！結婚するための方法3選
弁護士と結婚するためには、弁護士と知り合わなければいけません。しかし、普通に歩いているだけでは出会える確率は限りなく低いです。弁護士の彼と出会うためには、どうしたらいいのでしょうか。出会い方の方法を紹介します。
弁護士などハイクラス層に婚活パーティーに出席する
結婚相手を求めて医師や弁護士などを対象とした、ハイクラス層の婚活パーティーも行われています。パーティーに来る男性は、ハイクラス層というだけあり、職業も社会的信頼度が高かったり、高所得者な人が多いです。
しかし、弁護士限定の婚活パーティーは開催されていることが少なく、ほとんどが他の職種と合同で行われます。そのため、確実に弁護士に出会えるわけではありません。その点は注意しましょう。
結婚相談所で弁護士の婚活男性を探す
実は、弁護士の男性は婚活で結婚相談所を利用する傾向が多くあります。その理由は「安全性」と「確かな情報」です。登録するときに、身分や所得など細かく登録しなければいけないため、限りなく安全な情報の中から結婚相手を探すことができます。
そのくらい、結婚を真剣に考えている弁護士が利用しているので、女性側としても安心して探すことができるでしょう。また、結婚相談所のスタッフにサポートしてもらえれば、素敵な弁護士の男性と合う確率も高くなります。
弁護士がいる異業種交流会に参加する
結婚相談所を利用するハードルが高い人は、異業種交流会に参加することもおすすめです。職種の壁を越えて、情報交換や交流を目的として行われる異業種交流会は、普段関わることのないさまざまな職種の人が集まります。
その中には、人脈を広げるために参加している弁護士も少なくありません。見つけたら積極的に話しかけてみましょう。相性が良いと感じたら、彼から連絡先の交換や食事のお誘いがあるかもしれません。
参加費用はかかりますが、弁護士の彼と出会える可能性があるので利用してみてください。1点注意したいことは、仕事での人脈を広げたい人が多いため、ガツガツしすぎると周囲に白い目で見られる恐れがあります。
弁護士事務所のスタッフとして勤務する
弁護士の男性と結婚するために、弁護士事務所のスタッフとして勤務する方法もあります。事務員などの募集をかけている事務所は意外と多く、働くことは可能です。確実に弁護士の男性に出会うこともできます。
そして、弁護士の男性がどのくらい忙しいのかを間近で見ることになるので、お付き合いや結婚に発展しても理解しやすいです。この点に関しては、多忙な弁護士にも好印象を与えやすいでしょう。
実際に多忙で出会いがなく、事務所内のスタッフと結婚したという弁護士も少なくありません。弁護士事務所での勤務も考えてみてください。
弁護士と結婚したいなら妻としての大変さを覚悟するべし！
社会的にも地位があり、誰もが認める職業としてあげられる弁護士ですが、普段は関わることのない職業なので出会うことが難しいです。そのため結婚相談所や弁護士事務所に勤務するなどして、あなたから出会いのキッカケをつくりましょう。
一見華やかな仕事に見えますが、過酷な業務内容だということを忘れないでください。精神的にも体力的にも大変な弁護士の夫を、妻として支える覚悟がなければいけません。
今回紹介したメリットやデメリット、妻に向いている女性像などを参考にして、弁護士の妻になれるように頑張りましょう。